エボラ出血熱とはどんな病気？世界中で流行しつつあるの？

簡単にまとめると

エボラ出血熱とは？
エボラウイルスに感染することによってかかる病気で、人から人へ感染します。


どうやってうつる

病気を発症した患者の血液、唾液や排泄物に直接触れたときに、皮膚からウイルスが体に入ります。 病気に感染した動物に触れたり、食べたりすることによっても感染します。

ここ重要↑
発症した患者や動物の血液、唾液、排泄物から感染するということですね。
空気感染はすることがなさそうなので、その点は少し安心できます。


症状

2～21日（通常7日程度）の症状のない期間があった後、

発熱、頭痛、筋肉痛、のどの痛みをおこします。

それに続いて嘔吐、下痢や内臓機能の低下がみられ、

さらに進行すると身体のいろいろな部分から出血し、

死に至ることが多い病気です。

治療

特別な治療法はなく、症状を軽くするための集中治療が行われます。

ここも重要↑
対処療法で症状を軽くさせるしか治療法がないというのは怖ですね。


予防

ワクチンはありません。流行地域に立ち入らないことが重要です。また、動物の死体に近づく事や、肉(Bushmeat)を食べる事は避けてください。

ここが最重要↑
やはり君子危うきには近寄らずということで、できるだけ流行地域には立ち入らないことが

必要なようです。

現代の日本では動物の死体が街中に転がっていたり、その肉を食べたりすることは、

まずないはずなので、日本で大流行の心配は今のところなさそうですが、

ウィルスが変異をおこして、空気感染するようになる可能性もゼロではないと思うので、

注意は必要だと思います。


危険のある地域

アフリカ中央部で発生しています。2014年3月にはギニアで集団発生が報告され、

西アフリカで流行がみられています。

今のところ中央アフリカから西アフリカで流行しているようです。

仕事でどうしても行かなければならない人以外は中央アフリカ、西アフリカへの 旅行はしばらく止めておいた方がよさそうです。