１６歳のパレスチナ人少女が、空爆が激化するガザ地区よりTwitterで命がけの訴え

彼女はファラ・ベイカーと名乗っている。空爆が続くカザ地区よりTwitterでガザ地区の現状を

伝えている。２９日時点でフォロワーは３万人以上ついているそうだ。


「私はガザに住む16歳のファラ・ベイカーです。私が生まれてから、3つの戦争を生き抜いてきました。

もう、これで十分です。ガザを救って！」



日本時間の28日には「これは私のいる地域。泣き止むことができない。私は今夜死ぬかもしれない」

とのメッセージとともに、爆弾の閃光をとらえた画像を掲載。

そもそも、ガザ地区とは？

なぜ、イスラエル軍はガザ地区を空爆しているのか？

そもそもなぜイスラエル人（イスラエル軍）とパレスチナ人（ガザ地区・ハマス）が対立するのか？



19世紀、現在「イスラエル」と呼ばれる国のある地域は、そもそも「パレスチナ」とよばれていた。

当時の写真をみると、アラブ人の街が広がり、アラブ人が生活している様子がみてとれる。

もともとイスラム教徒の土地だったこの国に、一方的にユダヤ人が押し寄せ、

イスラエル国家の独立を宣言、そして2000年時点ではパレスチナ人居住地域は極端に

制限されたものとなっている。

解りやすく極論を書くと、日本に韓国人が押し寄せ、現在ある韓国人街の新大久保や生野の

コリアンタウンを広げて、最終的には日本人が住む場所の方がかなり狭くなってしまった・・・

って感じでしょうか・・・



で、このガザ地区っていうのがイスラエル国の一部なのですが、パレスチナ人のハマスという組織に

よって武力制圧されている地域だそうです。

先ほどの日本と韓国の例で例えると、国を乗っ取られら日本人がその一部を武力で取り返した

地域・・・って感じでしょうか。

そして今回の事件の発端は、イスラエル人の少年3人が6月中旬頃に遺体で見つかった事件があり、

少年たちの遺体はヨルダン川西岸地区で遺体で発見され、イスラエルはガザを実効支配する

イスラム原理主義組織「ハマス」の犯行と断定しその報復として、7月1日から報復の空爆を行って

います。

また、これとは別にユダヤ人入植者とみられる集団にパレスチナ人少年が誘拐・殺害されるという

事件も発生。パレスチナ側は大激怒し、各地で抗議運動や暴動が発生しており、さらに対立が

激化しているようです。

民族問題が根本にあるので、なかなか解決が難しいとは思いますが。

大人たちの都合で子供達を犠牲にすることだけはあってはならないです。

早期に沈静化し、ガザ地区に平和と平穏な日々が早く訪れることを祈っています。

タグ：ガザ地区 Twitter 少女 １６歳 空爆